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『ずっといっしょ』 [絵本・絵本で子育て]

しばらく読み聞かせをまともにさせてくれなかった娘ですが、この土日は何冊か「よんで~」と持ってきてくれました。
その中の一冊が『ずっといっしょ』です。
かなり久しぶりに読みました。

ずっといっしょ

ずっといっしょ

  • 作者: スムリティ・プラサーダム・ホールズ
  • 出版社/メーカー: WAVE出版
  • 発売日: 2016/10/08
  • メディア: 大型本


生後6ヶ月~1歳頃の娘が大好きだった絵本です。
毎日読んでいました。少なくとも毎朝、保育園に行く前に読んでいたと思います。

この絵本を読んでいると、親の子供に対する深い愛情、子供への信頼・見守り、穏やかな眼差しなど、言葉で言い表すのは難しいですが、親の存在の大きさを感じ取れます。
最初は特に思い入れはなかったのですが、何度も子供と読むうちに大切な1冊へと変化していきました。
娘もなんとなく言葉のニュアンスを感じ取っているようで、その絵本を読んでいると安心感を得られているようでした。
最後のページの「ずっとずっといっしょだよ」という言葉は、読みながら娘をぎゅっとしたり顔を摺り寄せたりしていたのもあって、読んでいるとお互いの信頼関係をより深くするような、そんな感覚でした。

絵本は毎月新しいものを買うので娘の興味も他の絵本へと移り、『ずっといっしょ』を読まなくなったことに対して特段寂しい思いはせず、自然の流れとして受け止めていました。
受け止めるというと読まなくなった事実に重みがあるような印象ですが、特に気に留めてもいなかった、という感じです。
そういえば最近読んでいないな、というくらいで。

久しぶりに娘がその絵本を持ってきたとき、へえ、珍しいやん、と思って読み始めましたが、読んでいると当時の事が思い出されて、何だか最近の私の感情が娘に見透かされているような気がしてきました。
「ずっとずっといっしょだよ」
と絵本の最後のページを読む時、いつものように娘をぎゅっとしながら読みました。
娘の横顔が嬉しそうで満足そうで。
はっとしました。

当時は今と比べると私の心は穏やかで、娘のことを色々心配し悩みながらも楽しく過ごしていました。
それがここ数日の私は、朝からずっと娘に対してイライラしており表情も引きつっていて、心からの笑顔なんてきっとなかったかと思います。
仕事が多忙で余計に余裕がなく心身ともに疲れ果てていました。
振り返っても娘に対しては一日中イライラしていた記憶しかありません。
娘も私がイライラしているのは解っている筈です。

娘がこの土日に持ってきてくれた絵本は、どれも1歳になる前の月齢が低い時によく読んでいた絵本ばかり。
最近は全然手にしていなかった絵本たちでした。

「ママ、最近イライラばかりしてるけど、ちょっと落ち着こうよ。この時はそうじゃなかったよね」

と、暗に娘から言われている気がしてなりませんでした。

最近のイライラしてばかりの自分を反省…。
娘は無邪気に笑顔で私に抱きつき、おんぶやだっこを求めても、それに応える体力的な余裕も精神的な余裕もありませんでした。
ごめんね…

と、すっごく反省するんですけど、娘が「いややー」と言ったり何度注意しても言う事を聞かなかったりすると、やっぱりイライラしちゃいますね。。。(・ε・* )

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