『悪人』 [読書]
読み始めると止まらなかったです。
吉田修一『悪人』
全てが悪で染まっている人間というのは、極一部で、善悪は 表裏一体の関係。
些細な事が弾みとなって、それが取り返しのつかない事態に発展するというのも想定の範疇。
只、その事態が「殺人」だったという…。
真面目で大人しい人なんだけど…、そんな犯罪とは無縁に見える人間が堕ちてしまう瞬間というのが、自然に描かれていて怖い。
タイトルの「悪人」が、どういう意味で使われているのか、それを探るのもまた面白いと思いました。
優しさも悪なのかも知れないし、残酷な振る舞いもまた優しさなのかも知れない。
吉田修一『悪人』
全てが悪で染まっている人間というのは、極一部で、善悪は 表裏一体の関係。
些細な事が弾みとなって、それが取り返しのつかない事態に発展するというのも想定の範疇。
只、その事態が「殺人」だったという…。
真面目で大人しい人なんだけど…、そんな犯罪とは無縁に見える人間が堕ちてしまう瞬間というのが、自然に描かれていて怖い。
タイトルの「悪人」が、どういう意味で使われているのか、それを探るのもまた面白いと思いました。
優しさも悪なのかも知れないし、残酷な振る舞いもまた優しさなのかも知れない。
2010-06-23 03:54
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