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『アース』 [映画]

予告編から注目はしてたんです、『アース』は。
1000円で観れる日を狙って行ってきました☆

「これまでカメラに収められたことのない
地球上で最も美しいものを目にする
これが最後のチャンスである」

映像も勿論美しいですけれど、現場の音が聞こえることに感動!
主演の動物達の息遣いもしっかりと聞こえて、臨場感があります。
リアルに自分がそこに立っているような感覚。
この映画を観て、自然の美しさと同時に
自然界の厳しさや生とは、命とは、というものを突きつけられたような気がします。
目をそらしたい程残酷だったりするのですが、
それが現実であり、自然界の生業なんですよね……。
子供の頃、自然のドキュメンタリーっていうのは
何度となく見てきたんですけれど、生き物地球紀行とか、
でも、大人になって見ると、また全然印象が違いますね。

よく知っているシロクマやザトウクジラやゾウでも、
知っているのは本当に見かけだけなんだなって思いました。
四季サイクルでの行動なんて、ゾウに関してはほぼ知りませんでしたしね。
シロクマは北極の氷が年々減少、薄くなっているという事で、
その絶滅が囁かれていますが、
シロクマの体重をささえきれなくて、
シロクマの通るところだけどんどん氷が割れていき、
氷が割れた道が出来るシーンは本当に胸が痛みました。
こういう事が単に季節の変化だけではなく環境の変化で起こる時が
迫っているのだろうかと、未来が不安になりました…。

メジャーな動物の他にも極楽鳥などの珍しい動物もいっぱいでてきて、興味深かったです。
カモの雛が木の上の巣から出てきて、飛び降りるシーンは
本当に可愛かったなあ。

動物好きにも環境問題を考えている人にも
万人にオススメの映画です。
小さなお子さんにも是非観て頂きたいですね!
ちょっと観疲れするかも知れないですけれど。

公式サイトはこちら→『アース



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『ベオウルフ』 [映画]

今年初映画はリベンジ映画です。
ええ、昨年観に行ったのですが、寝てしまったのです…(またかよ)。
最初の30分くらいしか観てなくて、起きたときにはエンドロール。衝撃。
特に観たいジャンルの映画でもなかったのですが、
アンジー観たさでリベンジまでしてきました。

内容としては、よくあるパターンで
魔物との対決と呪いと男のサガ、でしょうか?
魅せられそして呑まれていく…みたいな。囚われる無限ループ。

この映画の特徴は、なんといってもパフォーマンス・キャプチャー!!
気持ち悪いくらいにリアルなCGでしょう。
例えるならば、FFみたいな。否、そんな可愛いものではないですね。もっとリアル。
たまに、実写も交えられてんの!? と勘違いするほど、
克明な再現力っていうか、うん、凄いですね、そこまでやると。
実写でやらない理由がよく解りません。
ただ、言わずもがなパフォーマンス・キャプチャーの狙いや利点もあるようです。
風貌はアンソニー・ホプキンスなのに、彼らしい演技を感じないあたり、何だか実に奇妙なのです。
「似て非なるもの」、それがそこにある映画でした。
実写だったら、あの人はきっとそんな役引き受けないだろうなーとも思ったりで。

アンジーは魔物の役なのですが、妖艶でした…。
それはそれは美しいのですが、彼女を目の前にしてあっさりと理性がふっとぶ王も如何なものか。
冷静に考えると、いや、おかしいでしょそれ。と思うところもしばしばなのですが、ストーリーに没頭するもの勝ちですからね、映画って。
CGならではの映像も綺麗で良かったです。カメラワークも多彩だったなー。
思ったほどアンジーの出番が少なかったのが残念なんですけれど、あの存在感は抜群でした。

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『ミッドナイトイーグル』 [映画]

友達が鑑賞券を持っていたので、連れて行ってもらった作品。
積極的に観ようと思っていった訳でもなく、特に期待もなかったこともあってか、
意外に良かったです!
しかし、気になる点もしばしば…。

■ストーリー
厳冬の北アルプスを登る、一人の男。
かつて世界中の戦場を駆けめぐり、生と死の現実を写し続けたカメラマン・西崎優二は、戦場でのある出来事に深く傷つき、追い討ちをかけるように妻も失くしてしまう。
病気の妻を顧みなかったことで自分を責め、今は山中で一人、星空へ向けシャッターを切り続ける毎日。
いつもの様に空へカメラを向けようとしたとき、轟音とともに空を駆け抜けていく赤い光。思わずシャッターを切る西崎。
赤い光は、そのまま山の向こうへと消えていった――。
ミッドナイトイーグルホームページ抜粋)


映画ってこういうものかなって思うところもあるのですが、
何せストーリー展開に不親切でした。
序盤~中盤にかけて、流れや登場人物たちの行動の目的が全く解らない。
後半にさしかかって、ようやくその目的が解り、遡って前半の内容も解りました。
なので、主人公たちが必死になって吹雪く雪山を登っていく姿が
「何故そこまでするんだろう…」と、気持ちがついていかなかったんですよね。
後で内容を理解し、その行動の意味を納得したとしても、
その場その場での行動は、観る側には全く説得力を持たないのです。
ミステリーなら謎解きがメインなので、アリなんですけれど、
そんなジャンルでもないので。

あとは、ラスト。
これでもかこれでもかってくらいお涙頂戴シーンが長かったです…。
誤解されると思うので、ここはお伝えしたいんですけれど、
しっかり感動しました。若干うるっ…ともきました。
でも、それがしつこかった!!
畳掛け畳掛け、そしてもう二波くらいな勢いでひっぱるひっぱる。
いや、感動的なシーンだっていうのは解るんだけどねっていう感じで。
当初の流れから想像もつかない家族愛への締めにも、
まあ、よくあるパターンだな、と思いました。
もう少し抑えたらすごくいいラストだったのになー。

何だか酷評しているような観があるのですが、
そこまでじゃないですよ!
役者さんの演技は素晴らしかったですし!
個人的には、新人カメラマン青木誠役の青木爽さんに
ぐっと来ました。好青年役でした~♪
そして、映画音楽!
邦画にしては珍しくいい音楽と良い使われ方をしているじゃないか!
と思ったら、小林武さんが担当されていたんですね。成程成程。


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『プラネット・テラー in グラインドハウス』 [映画]

『デス・プルーフ』を観ようと思っていたら、
既に公開終了してたので、こちらを観ました。

グラインドハウスとは…?
かつてアメリカの大都市周辺に数多く存在し、刺激的なインディーズ映画ばかりを2~3本だてて上映していた映画館のこと、だそうです。

全体的に刺激的、「残虐表現だ…!!」というシーンが多かったです。
レイトで一人で観に行ったのですが、
女の子が一人で観に行くような映画じゃないよなー…と
冷静なワタシがそこに…。

前半は特に70年代の映画を意識した気障な台詞が目立ちました。
ほとんど芝居のために作られた台詞なので、
めちゃめちゃ違和感があって滑稽なんですけれど、
勿論シリアスなシーンで役者さんは大真面目で言っているので、
尚更笑えるんですよねー(^^;)

キャラクターも何だかめちゃくちゃな感じでしたね。
そんなんアリかよ!っていうシーンもいっぱいあって、
ストーリー性なんてあったもんじゃないです。
でも、そこが素敵☆
途中、強烈なブラックユーモアもあったような気がします…。

ヒロインのシェリーは美しかったです。
前半、いつになったら片足がマシンガンになるんだろう!?
とワクワクしていたのですが、
意外にその登場までひっぱられてました。
彼女の攻撃シーンはそういう訳で短かったのですが、
カッコ良かったです!!

吃驚するほどバンバン人もゾンビもやられているのですが、
ラストあたりのヘリのシーンはそれすら笑いのシーンになってしまってました。
恐ろしい…。

タランティーノも出演していたのですが、
直近で『ジャンゴ』を観ていたこともあり、
彼がスクリーンに登場しただけで私には笑いでしかなかったです。
いかんいかん…!と思い、気持ちを切り替えたのですが、
やはりそういう役柄だったので、「やっぱりな…(ニヤリ)」と。

本編前の作品の一部として予告編があるのですが、
それも莫迦げていていいですねえ…。
映画本編では全く観る気はないのですが、
うまいいところを完璧予告のみとして作っているのでそそられます。

ちなみに作品外の予告編なのですが、『バイオハザード3』をやってました。
なので、途中予告のバイオがよぎるところもあったのですが、
当たり前の事中身は全然違いますねー。

残虐表現に耐えうる方は観に行ってみて下さい!
面白いです。


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『スキヤキウエスタン ジャンゴ』 [映画]

『スキヤキウエスタン ジャンゴ』を観てきましたー!!
あのはちゃめちゃぶりが凄い!!
パロディというかオマージュというか、
作り手の愛を感じます…!
本当に面白かったです☆

後半の展開がはじけにはじけてましたね。
「え!? そんなんアリ!?」
っていう、まさにマンガのようなうまく行きすぎな展開。
しかし、それが実に笑えるんです。
画面の構図も何処かアニメーションを意識されていたんでしょうか。
うまく映像として活かされていてカッコ良かったです。
桃井さん、美味しすぎる役柄だな~。
そして伊勢谷友介サン、彼、良かったです。
以前彼の主演作品を観たときはあまりぱっとせず、
今作についてもあまり関心というか期待はなかったのですが、
いやあー、あの剣さばきが素晴らしく素敵でした。



■以下、ちょいネタばれ注意です!反転させるとネタばれ決定です!


ラストはその展開からうすうす感じてはいたんですけれど、
流石にあのこはそこまで神童ではなかったようですね。
当初は、もしかしてそこであの子がバッサリもしくはパアンと
やるのでは…!?

期待していたのですけれど。
あれでも十分、成程な…と思いますが。
マカロニウエスタン観ていたら、もっと面白かったんでしょうねー。
それが悔やまれる。
でも、アキラネタは解りましたよ。
あのタランティーノの外観はアキラで見た覚えがあるような……。

 


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ヱヴァ! [映画]

観てきましたー!!
私の世代といえばエヴァ世代、エヴァ世代といえば私の世代!
ということで、同世代でも回りに結構知らない人もいるのですが、
これを観に行かずして他に観るものなしとの思いで挑んできました。

序は基本的にオリジナル踏襲でした。
しかし、時を経ていて新たに描き直し撮り直ししている分、
映像面で凄かった!
エヴァが蛍光塗装になってるー!
出動シーンのシステム映像とかCG駆使で凄いー!
音声も横から前方からと臨場感があって
まさにそこでオペレーションを聴いている感覚!!
本当に感動しましたー。アニメの映画って凄いですね~。
実写と違った感動や驚き、新鮮さがあります。
何よりも斬新さが端的に出ますよね。

ちょっとオリジナルと違う部分があって、
あれ?って思うところもありました。
今後のキーポイントだろうとの事なので、
その辺はしっかり注目したいと思います。
ラストはオリジナルと全く違うところにいっちゃいましたし。
こんなところでカヲルくんが…!と展開の違いっぷりにまた驚き。

エヴァ好きですが、マニアではないので、
詳しいことは詳しい人に任せてここでは感想に留めます。
宇多田ヒカルのテーマソングも良かったなー。
宇多田版のFly me to the moonもあるのかなって期待したんですけれど、
こちらはなかったです。次回以後かな?

エンドロール後の予告編、めちゃめちゃ気になりました!
早く続きが観たいです!

よし、エヴァを観たから次は『HERO』か『スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ』だ☆

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『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』 [映画]

ハリーポッターシリーズは原作も勿論読んでいて、
映画もシリーズを通してずっと観ています。

映画では「炎のゴブレット」から物語性や世界観作りが
強く反映されてきたように感じているのですが、
(何せ、観直していないので、細かいところはなんとも…)
最初のハリーポッターのイメージ、可愛くて明るくて楽しいファンタジー!
といったものはもうないですよね・・・。
ハリーが成長し、仲間と協力して困難を乗り越えていくにともなって、
少しずつ明らかになっていく過去の事件や潜む闇。
より物語の世界観が深まってドラマティックでした。

今回は映像面で力を入れられたのかも知れないのですが、
映像が本当に綺麗!
空を飛ぶシーンが疾走感に溢れていて、ロンドンの夜景が
「空を飛ぶ」というシーンに夢を持たせてくれてました。
「こんなの出来たらいいなあ…」っていう気持ちが持てます!
魔法がより綺麗にうまく映像化されていて、
そういシーンはワクワクしました♪

今回最も注目されているのは、ヴォルデモートとダンブルドアの対決でしょう!
ハリーの映画史上、最も迫力がある魔法のガチンコ対決です!
期待していたので、その分そのシーンの時間が
あっさりしていたように感じたのですが、凄かったです!
やっぱり今回はうまく映像化されていたなーと思います。

内容に関しては、原作を読んでる方も多いので触れませんけれど、
うまくまとまっていました。
チョウは結局どうなったの?っていうのはありましたけれど。
(原作はそのあたりはどうだったかなー…?)

面白かったです★


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『ダイ・ハード4.0』 [映画]

当初はあまり興味はなかったのですが、
周囲やメディアの評判が上々なので、
遂に観に行って参りました!

ダイ・ハードシリーズは全く観たことがなかったので、
そこの部分だけ心配だったのですが、
作品ごとに完結されているから
前作を観たかどうかはあまり関係ないと知人に聞いて、
ちょっと安心。

話の運びが巧いのか、本当に前作はあまり関係がないのか、
時を経ている分、初めて観る人に親切なのか、
最初からすんなり内容に入れました。
細かいことは解りませんが、
事情は察することはできますね。
ストーリーもシンプルで解りやすい。
だけど、ちゃんと筋道が通っているので、
その因果関係にも納得。

冒頭からスリリングな息をのむようなシーンばかりで、
全体を通してもドキドキと緊張感は途切れません。
THE ハリウッド映画☆
と、まさにハリウッドしか出来ない迫力とスケール満点の映画ですね!
一体いくらかかってるんだろう…
と、凄まじいまでの破壊ぶりに制作費への疑問がよぎりました。

このご時勢を捉えた敵の侵略で、
ある種の警告ともいえるのではないでしょうか。
サイバーテロ。
怖いです。
警視庁がポスター起用しているくらいですしね。

マクレーンのむちゃくちゃぶりも爽快。
あそこまでやってくれると気持ちよいです!

前作はどうなのか解らないですけれど、
今回はコンピューターオタクのマットとアナログ人間のマクレーンのコンビでの活躍で、
そのデコボココンビ具合も面白かったです。
性格もまったく正反対ですしね。

女テロリストのマイ役のマギー・Q、美しかったです。
最高にカッコよかった!
彼女はMⅰ3でも光る演技を見せてくれましたけれど、
ああいう賢くてクールな役がぴったりですね。

全体の8、9割方がアクションシーンだったんですけれど、
最後の最後でちょっとロマンスな感じになったのが
とても良かったです。

面白かったー!!



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『ゾディアック』 [映画]

デビッド・フィンチャー監督の作品が大好きです!
なので、これは観ようと前から思っていました。

「ゾディアック」というのは、全米を震撼させた実在した殺人犯です。
事実に基づいた作品、しかも未解決事件であるものを扱ったというのは、
どういう幕を引いているんだろうって凄く気になりました。
あの煽り文句も巧いんですよねー。
「その暗号を解いてはいけない」っていう…。
暗号系が好きな私は、
それはそれはすごい頭脳プレイものなんだと期待を膨らませたものです。
まあ、それは見事に打ち破られましたけれど…。

暗号そのもの、というよりは、
ゾディアックが社会に与えた影響や恐怖、
ゾディアックに魅せられ、堕ちてゆく人間の姿、というものが
描かれていたと思います。

前半はゾディアックの犯行や歴史をおっているので、
ゾディアック事件の概要をちゃんと把握できるようになっています。
私のように、ほとんど知識がない人でも大丈夫★
後半は、事件の解決に挑む人々、ゾディアックの虜になっていく人、
そして、ゾディアックに魅せられたその果てにあるもの…
そういうゾディアックによって変化をもたらされた人々を描いています。
この後半部分の、ゾディアックに翻弄される人々の描かれ方が実にリアル!
周りが見えなくなるって怖いですね…。

フィンチャー監督は、この辺の人間心理の描き方が巧いんでしょうね。
『セブン』然り『ファイトクラブ』然り。
個人的に『パニックルーム』は好みではなかったのですが…。
(↑好きな方ごめんなさい!!)

中盤に中だるみ、というか、
どういうところに着地するのか全然解らなくて、
「ああ、長いなこの映画…。何だかフィンチャーっぽくないな…」
と思って、あくびの一つや二つ、でそうだったのですが(否、出てたな…)、
その中盤を過ぎるとぐぐっと展開がもたらされて
俄然面白くなってきました!
進んで進んで振り出し。別のところから進んで進んで振り出し。
な気がして、なんとももどかしいのですが、
その見せ方がうまいんでしょうね。そこまでイラッとはしないです。
でも、そこまできて何でやねん!みたいな観は否めませんけど。

結局うやむやで終わっちゃうのかなー…
という不安があったんですけれど、
現在の段階での区切りをつけてもらっているので、
全体的に納得のいく映画でした。

映像の色のあせ具合もなかなか素敵でした。


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『300』 [映画]

300VS100万
無謀とも思える戦いに果敢にも挑んだ男たちの戦いの話です。

■ストーリー
紀元前480年。スパルタ王レオニダス(ジェルド・バトラー)のもとにペルシア帝国からの遣いがやってきた。千もの国々を征服した東方の大帝国が次なる標的に定めたのは、スパルタをはじめとするギリシアの地。国を滅ぼされたくなければ、ペルシアの大王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)に土地と水を差し出し、服従の証を立てろと使者は言う。「服従か、死か」と問われれば、スパルタの答えはひとつ―
王レオダニスがペルシアの使者を葬り去った瞬間、スパルタは100万の大軍を敵に回した。
(ホームページより抜粋⇒『300』)

とにかく映像は美しかったです。
セピアがかかった映像が多く、構図や
雲の描かれ方など、
まるで絵画を見ているようでした。
そのため、血なまぐさい戦闘シーンも
あまり残酷さや痛々しさを感じず、
しっかり作品として観ることが出来ました。
バレエのように戦闘シーンを撮りたかったというスタッフの拘り通り、
本当に舞うようなシーンでしたよ。

史実を大胆にアレンジしているそうなので、
エンタテイメントに徹した作品として観に行くと、
かなり楽しめると思います!!

ただバッサバッサと切り倒すようなシーンが苦手な人や
吃驚するくらいに鍛え上げられた身体を見るのが苦手な方には
全くオススメできません…。
私は、どんな鍛え方をしたらあんな身体になるんだろう…??
って思いながら観てました(^^;)
役者さん、凄いです。流石プロですね…。

ロドリゴ・サントロ、大好きなんですけれど、
全然解らなかった!
クセルクセスの顔が綺麗だな~とは思っていたんですけれど、
まさか彼だったとは…。
アイラインがどぎつかったり顔にピアスいっぱいしてたりで
そちらにばかり注目したとはいえ、
解らなかった自分にショックです…。
彼には『ラブアクチュアリー』のカールで見事にやられました!
『チャーリーズ~』ですごく気になった俳優さんなんですけれどね。


ラストもうまくまとまっていて良かったです。
300の戦士が何を残してくれたのか、
最後でようやく解りました。

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